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TOEIC頻出!分詞の叙述用法を完璧に理解する方法とは?

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TOEIC PART5 対策
この記事を読むと
叙述用法の分詞の解法が分かります。

 

● いつもありがとうございます、まこちょです。

 

英語学習者に「どの英文法の単元が一番苦手ですか?」と質問すると、高確率で持ち上がってくるのが「分詞」です。

 

特に現在分詞と過去分詞の使い分けの問題が非常に苦手意識を持っている方が多いんですよね。

 

もちろん、TOEIC側もこのジャンルに苦手意識を持っている人が多くいることなどはすでに承知ですから、TOEIC PART5の問題として頻出される箇所となっています。

 

そこで今回は「分詞」の使い方について「大人のやり直し文法」をしたいなと考えました。

 

じつは非常に簡単な現在分詞と過去分詞の使い分け、ぜひマスターしていただいて、今後の英語学習にお役立てください。

 

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分詞の用法

分詞の用法は3つありますので、その用法を覚えましょう。以下のように分類されます。

 

【分詞の3用法】

  • 限定用法
  • 叙述用法
  • 分詞構文

 

そのうち「限定用法」については以前このサイトで紹介させてもらいましたので、以下の記事を読んでいただくとありがたいです。限定用法というのは名詞を修飾する分詞の用法を総称して言うのです。

 

 

今回は叙述用法という文法事項に焦点を絞って攻略します。なんか一見して難しそうな雰囲気を醸し出している用法ですが、何、コツをつかむとあっさりクリアできますので大丈夫です。

 

叙述用法とは?

叙述用法とは、動詞の後ろについて「補語」の役目を果たす用法を指します。例えばHe is happy.のhappyは補語ですが、このポジションに分詞も使えるという事ですね。

 

私たちが普段目にする分詞の「叙述用法」といったら進行形と呼ばれているものが有名です。be動詞の後ろについて補語の役目を果たしていますよ。be + ~ingで「~している」と能動の意味を表します。

 

He is playing tennis now.

 

 

または「受動態」などはどうでしょう?be動詞 + 過去分詞「~される」という形ですが、これだってもちろん叙述用法です。

 

This book is read by everyone.

 

 

なんだ、簡単じゃないか!と思いませんでしたか?そうです、叙述用法は非常に簡単なのですが、この叙述用法、分詞の前に来る動詞は何も「be動詞」ばかりではありません。一般動詞も使うことができるんです。

 

「一般動詞 + 分詞」の正しい選択方法

be動詞の場合だとあっさり適切な分詞を使うことができるのに、「一般動詞」になると急に現在分詞か過去分詞か選べなくなるのは不思議ですが、よくあるパターンです。例えば次のような場合はどうですか。

 

 

He stood ( reading / read ) this book.

 

 

( )の中の分詞を適切に選べという問題なのですが、こんな時に( )の前のstoodの意味を一生懸命考えても無意味です。この( )は動詞の補語ですが、適切な補語を選ぶには動詞ではなく「主語(S)」に注目するんです。

 
SVCの叙述用法
主語(S)と分詞の関係(能動関係か受動関係か)で決める

 

この文の主語(S)Heです。この主語と( )の間が能動関係ならば現在分詞「~している」を選べば良いし、受動関係ならば過去分詞「~される」を選べばいいんです。

 

その時、動詞の意味は全く関係がないのがポイントです。

 

もし主語と分詞の間にある一般動詞が気になる方は、いっそのことbe動詞に置き換えてしまったらどうでしょうか。例えばこんな風に。

 

He stood ( reading / read ) this book.

He was ( reading / read ) this book.

 

そうすると「彼は本を読んでいる能動の関係がハッキリ見えますから、即答でreadingを選べるという寸法です。

 

もう1つどうでしょう。

 

The treasure remains ( burying / buried ).

 

この英文も動詞remainの後ろに分詞がつくパターンですが、remainの動詞の意味が分からないから、という理由はナンセンスです。

 

この文の分詞を選択するのにremainの意味は【まったく】関係がないのです。ではbe動詞に置き換えてしまいましょう。

 

The treasure remains ( burying / buried ).

The treasure is ( burying / buried ).

 

bury「埋める」ですので、「埋めている」「埋められる」かを主語との兼ね合いで考えればよいのです。ここではtreasure「宝物」ですから「宝物は埋められる「受動」の関係がふさわしいということが分かるわけです。

 

The treasure remains buried.

「その宝物は埋められたままである」

 

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SVOCの第5文型の場合

先ほどまでは要するに「SVC (分詞)」の場合の解法パターンをご紹介しました。次はSVOCの第5文型のときの分詞解法パターンをご紹介します。

 

SVOCのCの箇所にも当然「分詞」が来ます。つまり

 

S+V+O+ ~ing / ~ed

 

の形になるのですが、この時の分詞の選択方法はどうしたらよいのでしょうか?

 

実はこの点をクリアするにはSVOC文型の特徴をふんだんに使う必要があるのです。それは

 

SVOCの第5文型
OとCの間に主語 → 述語の関係がある

 

コレ。この知識を使わないと補語Cに現在分詞が来るのか、それとも過去分詞が来るのか絶対に分かりません。

 

He heard her (singing / sung) a song.

 

 

例えば上のような問題が出たとき、みなさんがいの一番にどこを注目するのかはこの文の主語(He)や動詞(heard)ではありません。実はCの選定に主語と動詞は全く関係がないのです

 

注目ポイントはOとCのみ。したがってこの文の場合、herと( )の箇所だけになります。そうです、ここだけでいいんです。

 

her(O)  (singing / sung )(C) a song.

 

ですが、このままですと、ちょっと分かりにくいので本来の主語、動詞の形に戻してみましょう。その時分詞の前にbe動詞を置くことがポイントです。

 

her(O)  (singing / sung )(C) a song

She is (singing / sung ) a song

 

そうすると、「彼女は歌っているのであり、「彼女は歌われている(?)」のではないことが明白になるわけです。

 

したがって能動態表現である現在分詞のsingingが正解。非常に簡単ですよね!

 

He heard her singing a song.

「彼は彼女が歌を歌っているのを聞いた」

 

もう1つどうでしょうか。

 

 

He heard her name (calling / called).

 

 

文型を振るとこの文もSVOC文型。もちろんOとCの関係だけを見ましょう

 

He(S) heard(V) her name(O) (calling / called)(C).

Her name was (calling / called)

 

「彼女の名前は呼ばれたのであり「彼女の名前は呼んでいるのではないですよね。したがってcalledが正解です。

 

He heard her name called.

「彼は彼女の名前が呼ばれるのを聞いた」

 

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あとがき

 

さて今回はいかがでしたでしょうか。分詞の選択はとても難しいのですが一旦コツをつかんでしまうとどんどん理解できるようになります。

 

今回のポイントを上手く利用してぜひ分詞の識別をモノにしてくださいね!

 

また会いましょう。

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