絶対知りたい!分詞構文の作り方と訳し方のポイントは2つ!【前編】

この記事を読むと
分詞構文の作り方とその意味が分かります。

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● いつもありがとうございます、まこちょです。

 

今回は皆さんが苦手である「分詞構文」について分かりやすく解説していきます。

 

いきなりちょっと質問なのですが「分詞構文」ってなんだか分かりますか?この分詞構文、TOEICのPART5、またPART7の長文読解にガンガン登場して来るにも関わらず、いまひとつ理解が不十分になりがちな文法単元です。もう一度いいます。TOEICテストに頻出なんですよ、この箇所。

 

この「分詞構文」使いこなすと英文を作成する際に非常に楽になるだけでなく、またこなれた英文のように見えるため、覚えておいて損はありません。ぜひこれを機にマスターしてみることをおすすめします。

 

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分詞構文とは?

分詞構文と聞くと、何かやたらに難しい響きがあり、それだけでもう敬遠してしまう人もいらっしゃるかと思いますが、実はとてもシンプルな用法です。

 

例えば、2つの英文を表現するときに、私たちは「接続詞」というものを使って繋げますよね。例えばこういう風に。

 

As he is sick, he is in bed.

「彼は病気なので、今ベッドにいます」

 

この文はasという接続詞を使って2つの文をくっつけているのですが、「分詞構文」とはこの接続詞を取ってしまい、動詞を分詞(現在分詞「~ing」)に変えたものなのです。実に簡単なのですが、その時に若干のルールが必要になるので、その点だけ要注意ですね。

 

では実際に「分詞構文」の作り方をご紹介します。分詞構文にするのは接続詞がついている方の文、つまり接続詞のすぐ後ろの文が対象です。下の文でいうと青い箇所になりますね。

 

As he is sick, he is in bed.

 

接続詞がついている文しか関係がないのなら、なぜその後ろの文まで残しているのだ、という声が聞こえてきそうですが、ここでhe is in bedの箇所を残しているのは理由があるんです。

 

分詞構文を作るにあたっては、以下のチェックポイントをしっかり見なくてはいけませんよ。

 

分詞構文の作り方①
2つの文の「主語」「動詞の時制」をチェック!

 

この2つの箇所をチェックするために、接続詞がついていない方の文(主節といいますので、以下はこれで)を残しているというわけです。

 

ところで「主語」「動詞の時制」をチェック、といったはいいですが、具体的にこの2つの何をチェックするというのでしょう?ちょっとポイントをまとめてみますね。

 

分詞構文の作り方②
①「主語・動詞の時制」⇒ 同じかどうか

 

チェックポイントはたったこれだけ。実際にやってみましょう。まずは主語のチェック。

 

As he is sick, he is in bed.

 

両方の文ともheで同じですね。続いて動詞の時制もチェックしてみましょう。

 

As he is sick, he is in bed.

 

やはり両方とも「現在形」で同じですね。この2つのチェックを怠ると分詞構文は作れません。

 

2つの文のチェック箇所が同じ場合は次のように手順を踏みます。

 

分詞構文の作り方③
①「接続詞」を消す
②「主語が同じ」⇒ 主語を消す
③「動詞の時制が同じ」⇒ 動詞を分詞(~ing)にする

 

 

くどいですが接続詞がついている方の文ですよ。まずは①「接続詞」を消し

 

As he is sick, he is in bed.

 

② 「主語」が同じなら「主語」も消し、

 

he is sick, he is in bed.

 

③動詞を分詞(~ing)にしましょう。is分詞beingですね。

 

 Being sick, he is in bed.

 

これで分詞構文の完成。どうですか、簡単でしょう?

 

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分詞構文のバリエーション

ここまでが分詞構文の基本的な形ですが、これをもとにしていろいろなバリエーションが存在します。例えば「主語が同じなら主語を消す」なんて説明をしましたが、裏を返せば「主語が違う」場合の分詞構文の作り方もあるわけです。

 

テーマごとにたくさんある分詞構文のバリエーションを見ていきましょう。

① 否定文の場合

 

Though you don’t do it, you should apologize to her.

「君がそれをやっていないとしても、彼女に謝るべきだ」

 

 

この文を分詞構文にしてみましょう。やり方は全く先ほどと一緒なのですが、1つだけ特徴がありますね。

 

それは「否定文」であること。この場合は独特のルールがあります。

 

分詞構文の作り方④
「否定文」の場合 ⇒ not (never)~ingの形にする

 

 

さっきと同じように「主語」と「動詞の時制」を確認するのは前提です。否定文のnotを~ingの前にくっつけましょう

 

Though you don’t do it, you should apologize to her.

Not doing it, you should apologize to her.

 

notは必ず文頭に!例えbe動詞の否定文でもnotを前に持ってきてくださいね!

 

As he was not busy, he went out with his friend.

「彼は忙しくなかったので、友達と出かけました」 

Not being busy, he went out with his friend.

× Being not busy, he…

 

② 受動態の文

 

Because the wall is painted yellow, it looks bright.

「その壁は黄色に塗られているため、輝いて見えます」

 

今度は「受動態(受身)」の文です。受動態はbe動詞+過去分詞「~される」と言う形をしていますが、やり方はこれまでと全く一緒です。

 

受動態について詳しく知りたい人はこちらの記事へどうぞ

▶ 「受動態」の問題はTOEIC頻出!動詞の「態」を的確に判断する方法とは?

 

ポイントを一つだけあげるなら、分詞構文は【動詞】を分詞にします。したがって受動態の分詞構文はbe動詞の箇所を~ingにします。

 

まちがっても過去分詞の方を~ing形にしちゃいけませんよ(笑)

 

分詞構文の作り方⑤
「受動態」の場合 ⇒ Being + 過去分詞の形にする

 

 

Because the wall is painted yellow, it looks bright.

Being painted yellow, the wall looks bright.

 

※受動態の分詞構文の注意点※

分詞構文はBeingで始まる場合、Beingを「省略」することができます。したがってこの例文は

 

(Being) painted yellow, the wall looks bright.

Painted yellow, the wall looks bright.

 

過去分詞から始まる形で表現することが可能です。ですが、だからといって【分詞構文は現在分詞(~ing)と過去分詞(~ed)で始まる文がある】とは覚えない方が無難です。

 

分詞構文が「過去分詞」から始まるのは、Beingが「省略」した結果出来上がったものであり、やはり分詞構文が~ingから始まっているのに違いはありません。

 

「現在分詞と過去分詞から」なんていう覚え方はあなたに無用な混乱を引き起こすだけであり、それでしたら「分詞構文は【必ず】~ingからスタートする。ただしBeingは省略できる」と覚えておいた方がよっぽどシンプルに覚えていられることは間違いありません。

 

③ 2つの文の主語が違う場合

 

これまでは「2つの主語が同じ」場合のパターンを見てみました。そうすると当然、「では主語が違う場合はどうするのだ」という疑問が湧き上がるのは当然ですね。

 

もちろん「主語が違う場合」の分詞構文ルールがちゃんとあります。ちょっと見てみましょう。ちなみに主語が異なる場合の分詞構文を独立分詞構文といいます。

 

When I saw him, he was sleeping in his room.

「私が彼を見た時、彼は部屋で寝ていました」

 

 

よくある英文です。2つの文の主語が「I」「he」で異なりますね。

 

もちろん主語が違い場合は、主語を消してしまうと誰が誰だかわからなくなってしまいますから残すことになります。

 

分詞構文の作り方⑥
「主語が違う」場合 ⇒ 主格+~ingの形にする

 

 

主語は「主格」ですから、要するに主語をそのまま~ingの前に残せば万事解決です。

 

When I saw him, he was sleeping in his room.

I seeing him, he was sleeping in his room.

 

 

※独立分詞構文のバリエーション※

独立分詞構文はその種類の多さからほとんど慣用的な表現として用いられることが多い構文です。したがってある程度は「イディオム」的に覚えてしまった方が良いでしょう。

 

It being fine, we decided to go fishing in the river.

「天気が良かったので、私たちは川に魚釣りに行くことにした」

 

All things considered, George is the best person to be the next manager.

「総合的に考えて、ジョージが次期部長に最も適任だ」

 

またThere構文の場合、Thereを主語にして表現します。

 

As there was no bus service, we had to walk home

There being no bus service, we had to walk home.

「バスの便が無かったので、我々は歩いて家に帰らなければならなかった」

④ 時制が違う

 

もちろん2つの文の時制が違う場合もあります。そのときの分詞構文の表現方法はこれです。

 

分詞構文の作り方⑦
「時制が違う」場合 ⇒ Having+過去分詞の形にする

 

 

After I had finished my homework, Iwent home.

「宿題を終えた後、家に帰った」

 

この文の時制を比べてみてください。had finished過去完了形で通称「大過去」といわれる表現であり、wentの過去形よりの時制を表します。

 

つまりこの2つは「時制」が違うんですね。

 

その場合、分詞構文の形はHaving + 過去分詞の形になることに注意しましょう。これで「時制が違うよ」と表現することができるんです。

 

 

After I had finished my homework, Iwent home.

Having finished my homework, I went home.

 

 

※ 時制が違う場合の分詞構文の注意点 ※

 

この時制が違う場合の分詞構文の例文に「過去分詞」と「過去形」の時制が異なる例文が多く使われるせいか、よく生徒から

 

「先生、これってhad finishedだから、分詞構文にするときにHaving finishedにしているんですよね?」という質問を受けることがよくあるのですが、とんでもない誤解です

 

この、時制の違う分詞構文は、過去完了形(大過去)を使っているからHaving +過去分詞を使っているのではありません。あくまでも2つの文の時制が違うときにこの表現を使うのであって、それは例えば以下のような文でも変わりないんです。

 

As she received the letter yesterday, she knows the fact.

「彼女は昨日、手紙を受けとったので、その事実を知っている」

 

この文章は「過去形」「現在形」の時制が違う文ですが、これだって分詞構文にすると「Having + 過去分詞」を使うことには変わりないんです。

 

As she received the letter yesterday, she knows the fact.

Having received the letter yesterday, she knows the fact.

 

この点は非常にカン違いしやすい点ですので注意してくださいね!

 

あとがき

 

さて、今回はいかがだったでしょうか。このようにこの分詞構文、とても奥が深いのですが、じつはまだまだ続きます。あまりに長いので、申し訳ないのですが【前編】【後編】に分けて解説しますのでご了承ください。

 

 

また会いましょう。次回を待て(笑)

 

 

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