スポンサーリンク
● いつもありがとうございます、まこちょです。
英語が苦手、もしくは忘れてしまった人がまず突破しなければならない項目、それこそが5文型のこのSVOO、SVOCの区別でしょう。そのくらいこの箇所は英語が得意になるか、もしくは遠い昔のことさとタカをくくって放置するかの分岐点になる箇所です。とりあえずSV、SVC、SVOを理解したうえでお読みいただけると幸いです。
参考までに
SVOOとSVOCの見分け方はようするにOOとOCの関係がばっちり押さえられていればすぐわかるんです。ところがC(補語)というのは形容詞だけでなく名詞がくるからやっかいです。つまり形上、SVOOとSVOCは同じ形を取る可能性があるということですよね。
目次(Contents)
SV+名詞+名詞の判別方法
OとO/Cということは名詞が2つ続くということですよね。ということは
SV+名詞+名詞
この形になるということじゃないですか。何度も言いますがこの形はSVOCの第5文型にもあるんです。したがってこの形からどうやって見分けるかがSVOOとSVOCの違いを判断できるということになります。
② 名詞 = 名詞のとき ⇒ SVOC (O=CをVする)
ちょっと例文を挙げてみましょう。
例
I will send you a facsimile.
この文はyouが「名詞」、a facsimileも「名詞」です。したがってSV+名詞+名詞の形になっていますよね。この文が第4文型のSVOOなのか第5文型のSVOCなのかは名詞と名詞の関係だけで決まります。
今回はyou「あなた」、a facsimile「ファクシミリ」ですのでyou ≠ a facsimileであるのは明らかですよね。したがってSVOOの第4文型とわかるわけです。
I(S) will send(V) you (O)a facsimile(O).
「わたしはあなたにファクシミリを送ります」
ではこれは?
例
They named the child Mark after his grandfather.
やはりnameという動詞(V)の後ろにthe child とMarkの2つの名詞が並んでいます。今回はThe child = Markという関係になっていますので、この文はSVOCの第5文型と分かるわけです。非常に簡単ですよね!
They(S) named(V) the child(O) Mark(C) after his grandfather.
「彼らは祖父にちなんでその子をマークと名付けた」
スポンサーリンク
第4文型の動詞は「授与動詞」という
SVOO文型と分かると英文を読むのが楽になります。というのはこの文型の動詞は「授与動詞」といって、基本の意味が「あげる・与える」の意味になるんですね。
ですからもし見たこともないような動詞だったとしても後ろの形がSVOOの形を取っているとわかれば、動詞の意味をとりあえず「あげる・与える」と入れておけば、意味を取ることができるんです。これは美味しいですよね。
例
He offered me a job.
例えばこの文の動詞はofferですが、仮にこの単語の意味がわからなかったとしても、後ろの形が2つの名詞meとa jobなので、me ≠ a jobの関係は誰でも分かるわけです。つまりこの英文の文型はSVOOの第4文型。したがって、offerの意味は「与える」という訳をとりあえず入れておくと良いでしょう。
He (S) offered (V) me (O) a job (O).
「彼はわたしに仕事を与えた(くれた)」
あとがき
さて今回はいかがだったでしょうか。文型が分かると英文の読みがだいぶ楽になりますので、ぜひ思い出していただけたらと思います。
また会いましょう。