原形不定詞とは一体何か?使役動詞と知覚動詞の使い方を徹底理解しよう。

この記事を読むと
原形不定詞とは何か分かります。

スポンサーリンク

いつもありがとうございます、まこちょです。

 

このカテゴリでは「大人のやり直し英文法」と称してかつて昔に学習した文法事項を思い出してもらおうという趣旨で記事を書いています。

 

やはり大人になると細かい文法って忘れてしまうんですよね。今回のテーマである不定詞の「原形不定詞」もまぁ覚えていられる大人は珍しいんじゃないかな(笑)

 

そこで今回はみなさんと「原形不定詞」について思い出してもらおうと思います。原形不定詞ってなに?と思ってしまった方も多いかと思われますがTOEIC PART5でも頻出事項ですから、ここはきっちりと理解してしまいましょう。

 

スポンサーリンク

原形不定詞とは

名前からお分かりの通り、この原形不定詞は「不定詞」の仲間です。では通常の不定詞といったい何が違うというのでしょう?

 

不定詞について学習したい方はこちらへどうぞ

to不定詞の3つの用法を完璧に見分ける方法はこれだ!

 

通常の不定詞の形は「to + 動詞の原形」という形をしているのですが、この原形不定詞はtoがありません。つまり「原形不定詞 = 動詞の原形」ということになります。

 

もちろんこの原形不定詞、不定詞と名がついたところは何でもかんでも使える、というわけではありません。原形不定詞が使えるシーンには限りがあるんです。

 

その二つが今回説明する「使役動詞」「知覚動詞」というものです。この2つの動詞はSVOCの第5文型で使うのですが、このCの部分に「原形不定詞」を置いて表現することができるんですね。

 

この使い方がかなり独特ですので、次からはじっくりと細かく見ていくことにしましょう。

スポンサーリンク

知覚動詞の場合

知覚動詞というのは文字通りfeel(感じる)や、see(見る)や hear(聞く)など、知覚や感覚を表す動詞になります。この動詞と原形不定詞を一緒に使うことができるんですね。

 

SVOC文型で使いますから基本的な形は以下のようになります。

 

see (hear / feel) + O + 原形不定詞

「Oが~するのを(見る・聞く・感じる)」

 

I heard him speak English.

「私は彼が英語を話すのを聞いた」

 

 

hearは知覚動詞。SVOCの第5文型を取ります。Cの部分のspeak「原形不定詞」というやつです。

 

 

I(S) heard(V) him(O) speak(C) English.

 

 

先ほども言った通り、この原形不定詞は「toのない不定詞=動詞の原形のことなのですが、では、なぜ初めから「動詞の原形」と表記しないのでしょうか?実はこれには理由があったりします。この後で説明しますのでちょっと置いておいてください。

 

この知覚動詞に関してですが、注意点がいくつかあったりします。よくカン違いされやすいポイントを以下に挙げてみますね。

知覚動詞の注意点

知覚動詞の使い方ですがいくつか注意ポイントがあります。例えば以下にご紹介するところはよくカン違いしやすいところです。

 

2語で構成される知覚動詞

この知覚動詞ですが要するに「見る・聞く・感じる」の意味の動詞であったら何でもいいわけです。もちろんそれはseeのように一語のタイプもあればlook atのように2語で使うタイプとさまざまな形があったりします。

 

look atのような知覚動詞のときは、SVOCの形を取ってることに「気づかない」場合があるので注意しましょう!

 

【知覚動詞の種類】

●「見る」see / watch / observe / notice(気付く)/ perceive(気付く、知覚する)/look at など

Have you ever looked at her sing?

「彼女が歌うのを見たことがありますか」

 

●「聞く」⇒ hear / listen toなど

I listened to the bird cry.

「私はその鳥が鳴くのを聞いた」

 

●「思う・感じる」⇒ feel など

 

知覚動詞のSVOC文型のCの位置は「原形不定詞」だけではない

この知覚動詞は「原形不定詞」と一緒に使う動詞としてクローズアップされる傾向が多いせいか、いつしか知覚動詞のSVOCはCに原形不定詞【しか】置けない、と錯覚するようです。

 

実は知覚動詞のSVOCのCの位置には原形不定詞だけではなく現在分詞・過去分詞などを置くこともできるんです。以下にまとめてみましたので慣れておきましょう。

 

【知覚動詞のSVOCのパターン】

 

① 知覚動詞 + O + 原形不定詞「Oが~するのを知覚する」

② 知覚動詞 + O + 現在分詞「Oが~しているのを知覚する」

③ 知覚動詞 + O + 過去分詞「Oが~されるのを知覚する」

 

②の例

I heard him singing.

「私は彼が歌っているのを聞きました」

 

③の例

He heard her name called.

「彼は彼女の名前が呼ばれるのを聞いた」

 

使役動詞の場合

使役というのは「~させる」という意味で、【自分ではやらずに誰かにやらせる】用法です。英語では使役動詞といってmake、let、haveなどを使って表現することができるんです。

 

この使役動詞と一緒に原形不定詞を使うんですね。やはりSVOCのCの位置に置く形になります。つまり

 

 

使役動詞 (make / let / have ) + O + 原形不定詞

 

と知覚動詞の場合と全く同じ使い方します。

 

My parents always make me do my homework before I go out.

「僕の両親はいつも僕が出かける前に宿題をさせるんだ」

 

この文は使役動詞makeを使いSVOCの第5文型になっています。Cの位置にあるdo「原形不定詞」ということになりますよね。

 

My parents (S) always make (V) me (O) do (C) my homework before I go out.

 

なぜ「原形不定詞」を「動詞の原形」と言わないのか?

今回の解説で原形不定詞というのは「toのない不定詞 =動詞の原形」であることは分かっていただけたかと思うのですが、それならなぜ初めから原形不定詞ではなく動詞の原形と表記しないのか、という質問はよく受けます。

実は理由があり、このせいで原形不定詞を「動詞の原形」と言い切れない事情が存在するんです

 

非常に重要なポイントですので、しっかりと理解してください。

知覚動詞と使役動詞の「受け身」

知覚動詞にしろ使役動詞の文にしろ「受動態」にすることができるのですが、その時、信じられないことが起こります。例を上げて確認してみましょう。

 

He made her study.

「彼は彼女に勉強させた」

 

この文は「使役動詞make」を使った文なのですが、この文を「受動態」にしてみましょう。受動態の場合、目的語(O)を主語にして表現します。すると…

 

 

She was made to study (by him).

「彼女は勉強せざるを得なかった」

 

なんと受動態にすると原形不定詞は「原形」が取れてただの「不定詞」になってしまうのです!つまりtoが必要になるということですね

 

この現象があるから原形不定詞の箇所を「動詞の原形」と言い切れない理由が存在するのです。この現象は知覚動詞でも同様で非常に間違えやすいですね。

 

He heard her cry

「彼は彼女が泣き叫ぶのを聞いた」

She was heard to cry (by him).

「彼女は(彼に)泣き叫ぶのを聞かれた」

 

あとがき

 

さて、今回はいかがだったでしょうか。この原形不定詞はとても質問の多い箇所で、大人のやり直し英語としてもどうしても見逃せないポイントになります。

 

思い出しつつ間違えないように定着を図ってくださいね!

 

また会いましょう。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

関連記事はこちら



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です